Nov 2008
笹戸千津子展
もう11月ですね。
今年もあと2ヶ月・・・あっという間に時が流れて・・・。
3月以来の書込みをお許し下さい。

今日は、現在開催中の笹戸千津子展について。

チラシや館内掲載の文章でも簡単に触れていますが、
この展覧会は、実は、塩釜や当館に非常に縁の深い展覧会です。

笹戸千津子氏は、全国各地に100点近い公共彫刻がある作家ですが、
その第一号が、この塩釜にあります。

それは、いまから30年程前に遡ります。
「国際彫刻展」が市民の力で開催されました。
大きな企業が主催でもなく、市井の人々から少しずつ集められた寄付金で
運営された展覧会でした。
この展覧会には9日間に12,251人が来場しました。
当初の予測を遥かに越える盛況により得られた資金ー
その資金で「国際彫刻展」記念して建立されたのが、
笹戸千津子氏の「若き立像」だったのです。

この展覧会は、「塩釜に美術館をー」という
当館開館の発想の1つの原点ともなっています。

笹戸氏本人も来館された今回の展覧会初日には、
「国際彫刻展」開催当時、実現に向けて尽力された方のお顔も。
心温まるオープニングとなりました。

たくさんの想いが詰まった「若き立像」は、
今も、「国際彫刻展」の会場となった塩釜公民館の前に佇んでいます。

様々な方々の想いと歴史の詰まった展覧会ー是非ご来館下さい。